iPhoneで撮影したビデオを映画の質感にする簡単な方法
今回は、iPhoneで撮影した動画を映画のような質感に近づける方法をご紹介します。
手ブレを抑える
当たり前ですが、映画の映像は手ブレしていません。iPhoneでは基本的に手持ちで撮影することになるので、どうしても手ブレが発生してしまいホームビデオ感が溢れてしまいます。裏を返せば、手ブレの有無が映画っぽいかホームビデオ感満載かを分ける大きなポイントだと個人的に思います。
ただ、映画での撮影の場合にはスタビライザーやクレーンなどの大掛かりな機械を使用している為、iPhoneの手持ち撮影で映画と同等のブレの無さを再現することは難しいです。
そこでオススメなのが、アプリで手ブレを補正する方法です。アプリを使用することで、完全に補正することはできませんが、iPhoneで手持ち撮影したビデオも、あとからブレを補正することが可能です。
比率を16:9にする
映画は16:9の画面アスペクト比率、つまり横長(ワイド)の映像で作られています。iPhone標準のカメラAppでも16:9で撮影されるので、標準アプリを使用している場合は特に気にする必要はありません。
もし他のカメラアプリをお使いの場合は、アスペクト比率の設定を確認するが、以下のアプリでアスペクト比率を変更しましょう。
少し高いのですが、撮影も編集もできる優秀アプリです。
フィルタをかける
映画を見ていると、普通に撮影したビデオと比較して色味が落ち着いてるように感じます。これは、映画館という暗い環境の中でよく見えるようにする為だと言われていますが、この落ち着いた色合いも映画が映画っぽく感じる要素の1つなので、アプリを使って色味を調整します。先程紹介した『Procam』ではフィルターをかけることも可能です。青系や緑系のフィルターをかけるとそれっぽくなります。
フレームレートは24fpsに
映画は普通のビデオよりもフレーム少ない24fpsで動画が作られており、それが映画独特の質感を出しています。
普通のビデオも24fpsにすることで映画っぽさが出てきます。