西麻布にテルマー湯の新店舗がオープン予定
テルマー湯の新店舗が西麻布にオープンすることが発表されました。
場所は西麻布で、最寄り駅は「六本木」駅と「広尾」駅から徒歩10分ほどです。
建物の1Fにはローソンが入っており、ホブソンズが目印になります。
都内最大級のクラブ「西麻布エーライフ」跡地に出店
テルマー湯の新店舗は2022年1月に閉店した西麻布エーライフ(ALIFE)というナイトクラブの跡地に出店される予定です。
延床面積が約380坪を誇った都内最大級のクラブだったことから、同じ面積がそのまま使用されるとすると、サウナ施設としては大きな規模となりそうです。
テルマー湯はなぜ西麻布に出店したのか?
テルマー湯がなぜ2店舗目の出店地を西麻布にしたのでしょうか。
調べていくと、以下のことが分かってきました。
①西麻布エーライフとテルマー湯の関係性
テルマー湯は不動産事業を営むエコナックホールディングス株式会社が運営しています。
西麻布エーライフが入っていたビル(麻布霞町マンション)は同社が保有・運営している建物のようです。
つまり、テルマー湯と西麻布エーライフはオーナー(大家)とテナント(借主)の関係だったといえます。
②コロナによる家賃滞納と業績低下
西麻布エーライフ閉店の記事を調べていると、閉店の理由として「ビル管理会社の都合で物件の更新ができなかった」ためと書かれていましたが、実際はコロナ禍により家賃の滞納が発生していたことが原因だと思われます。
そして家賃の滞納は、テルマー湯の運営会社にも悪影響を及ぼしていました。
③歓楽街への多店舗戦略
テルマー湯が軌道に乗り始めた頃から温浴施設の多店舗化を考えていたテルマー湯。
今回、コロナ禍による諸事情によって自社が所有する物件のテナントに空きが出ることになりました。
物件がある西麻布は六本木に隣接しており、外国人や芸能人も訪れるクラブが多数ある国際的な歓楽街です。
現在のテルマー湯が新宿歌舞伎町にあることを考えると、人流の多い繁華街に出店することで安定的な収益が見込めると判断し、西麻布への出店を踏み切ったと考えられます。
西麻布テルマー湯はどんな施設になりそう?
2022年6月現在、詳しい情報が出ていないため、分かっている情報からどんな施設になりそうか想像したいと思います。
①施設名は「サウナ・スパ テルマー湯 西麻布」
新しい店舗の名前は「サウナ・スパ テルマー湯 西麻布」になると公表されています。
②コンセプトは「豪華エジプト風」
公式によると新店舗のテルマー湯は「都内最大級サウナ主体の豪華エジプト風サウナ・スパ施設」になると発表されています。
③延床面積は約380坪
西麻布エーライフで使用されていた部分(B1~2F)がそのまま温浴施設になると、その面積は約380坪ということになります。
それに加えて、3F部分を増設することが発表されているので、規模としては池袋のかるまると同程度の大きさになるのではないかと考えられます(かるまるの延床面積は約520坪)
④地下1階~3階の4フロア構成
【B1F】ロッカー・浴場
【1F】フロント・マッサージ・レストラン・フィットネススタジオ
【2F】岩盤浴・リラックスラウンジ・ワーキングスペース
【3F】簡易宿泊施設(カプセルホテル?)